趣味雑誌・雑学雑誌で知識の裾野を広げよう。毎日の話題に事欠くことない楽しい人生のために。
団塊リタイア組が大挙して定年を迎える。趣味雑誌はこうした世代の第二の人生捜しや実りあるリタイア生活にはうってつけ。そこで発表!趣味雑誌の大御所トップ10が今回のテーマ。第一位は言わずと知れた「ダカーポ」。隔週水曜発売で290円と値段もお手ごろ。実は残念ながら2007年12月、第620号で休刊に。81年以来、趣味雑誌として不動の人気を博した。まだ古本屋さんで楽しめる。その時どきの時事話題を研究・検証と銘打った切り口はまさに「現代そのものが圧縮されている」という感じ。あえて趣味雑誌の第一位に休刊本を選んだ理由は温故知新。「あの頃は・・・」という感覚で手に取る趣味雑誌に古本屋で捜すという趣味も加わって面白いです。
第二位にランクする趣味雑誌は小学館の「サライ」。これも隔週木曜発売。価格は少し上がって450円だけど、読みごたえ抜群の趣味雑誌です。冬の特集では「美味」を掘り下げました。食に厳しいと言われる人たちはどのような食材を好んで調達しているのか、その味の背景も含めて特集です。趣味雑誌として生活全般を扱い、中でも食に対する趣味性が高いのが特徴。趣味雑誌の入り口と言われる食テーマの中でも揺ぎ無い編集内容です。
趣味雑誌の第三位にランキングするのはニュートンプレスの「ニュートン」。こちらは月刊で毎月26日の発売。目で見て分かるビジュアルの紙面づくりが趣味雑誌として高評価。団塊世代が日頃疑問に思いながらやり過ごしてきた事をイラストや写真でわかりやすく解説。思わず「ふぅ〜ん」と納得してしまう紙面の趣味雑誌。歴史ある科学雑誌だけに紙面のウラ取りも完璧で多くの学識者が慣習に参加、シュミレーションなどを展開している。趣味雑誌としては表現が少し硬い部分はあるけれど、テーマがテーマだけにむしろ真実味を上げるために高感度。最新号の特集はブラックホールとホワイトホール。科学で趣味を拡げるにはうってつけの一冊。定価1,000円と少し値が張るけれど満足。
第四位にランクインはエンターブレインの「サラブレ」。趣味雑誌としては実は一番「らしい」かもしれない。月刊、毎月13日の配本。価格も趣味雑誌として納得の680円。競馬をギャンブルとしてではなく、文化として楽しむ術を教えてくれる。もちろんそうした紙面情報を元に勝ち馬投票できる知識も育てる趣味雑誌です。
趣味雑誌としては歴史・紀行ものは是非とも欲しいところ。そこで5番手はPHPの「歴史街道」がランキング。趣味雑誌としては定番中の定番。月刊、毎月6日の配本で価格は600円と買いやすい。ページ数は160ページ前後あるからじっくり読めばひと月は十分楽しめるし、歴史を知る趣味の楽しさを教えてくれる。古代大和の寓話的なものから対戦中の逸話まで趣味雑誌として話題提供に事欠かず、また見ようによっては完成された旅のガイドにもなる。歴史を知ったら実際に土地に赴いてみるという趣味雑誌の必勝サイクルが団塊世代にも大ウケでランキング。
紹介する趣味雑誌のシンガリは「文芸春秋」がランキング。紹介の必要も無いインテリ趣味雑誌。かの芥川賞受賞作全文掲載というハナレ技まで繰り出す趣味雑誌の王道。月刊、毎月9日配本で価格は意外と安く780円。題名通り文芸から日本・世界の政治経済情勢を鋭く切るルポまで、団塊リタイア組のインテリ趣味雑誌として不動の地位。無論、発行部数は総合誌として日本最大。趣味雑誌として少し問題なのは、読む読まないの選択を許さない横暴に近い浸透力(つまり読まないと話題についてゆけない)がある事か。